「国民医療費、24年度は39・2兆円 過去最高更新、6年連続」だそうです。


国民医療費、24年度は39・2兆円 過去最高更新、6年連続 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

医療費というのは厄介な問題ですよ?
単純な話なんですよ。一粒1万円する薬だけれど、これ飲むと延命出来ます。
この設備を利用した治療をすれば延命出来るけど、3億円払ってもらわないとペイ出来ません。

ここらへんはまだ良い?のか?まぁエスカレートさせると難解であることが解る。

つまり、お金をかけたらよりよい医療が開発されるし環境も整うけれど、金持ちが慈善事業で融資しているわけでもないのだからお金が必要なのだけれど、それを払う事が出来る人や社会はありますか?という回収できて利益が出るかという話になってくるんだよね。

ところが日本は平和で誰がうまいことここら辺を隠蔽してきたのか(良い意味で)あまりお金で命を買うという意識に欠けている所があるよね。

逆にいうとね、お金をかけたら助かる命だったのに、お金で助かる命はどうなのかと嫌悪する人々に配慮するためにその環境が整わず、結果として助かった命が捨てられたという見方も出来るんだよね。

人間はどこかであきらめなきゃならないし、その現実は直視しないと駄目だし。
医療費の負担が増えて問題化してきている近代においては、どこかで破たんするか破たんする前に、その現実に直視しなければならないポイントが現れるんだと思うね。当たり前のように安価で手に入れてる薬が手に入らなくなる時代が来たりとかね。今はだって、介護の看護も医療もお金がなくて大変だと聞くよ。そこを削って頑張ってるのだけれどこの医療費ですよって事なんだよね。

国民が皆ここら辺のキャッシュフローあたりから勉強する意識がほんの少し、あったらよいのにね。報道では医療費が膨らんでいる報道はするけど、その先の突っ込んだ話はしないよね。そりゃやはり命をお金で買っているタブーな世界に触れざるを得ないからなのかもしれないね。